2015師走 「土合駅へ行きたくて…」の放浪記 その8 土樽駅②
短い間でしたが、ご愛読いただきありがとうございました。
土樽駅訪問、続きです。

無人駅です。
ですが、同じタイミングで訪問したカップル連れと僕の3人という、すこし気まずい雰囲気。
こういうときに気楽に話しかけられる勇気が欲しいんだが…。

まあまあ、先ほどの臨時列車を逃したので…次の列車は2時間後、嬉しいことにゆっくり出来ます…。
とりあえず外へ。

関越自動車道の看板。すぐそばを走っています。

土樽駅、1931年土樽信号場の設置、1933年仮乗降場へ、1941年駅に昇格。
一応、木造駅舎のようです。ログハウス調と言った方がいいかも…ですが。

この駅にもあります、登山カード入れ。
ただし、土合駅と違って屋外にあります。

窓枠に板が張ってあります。
積もった雪で窓ガラスが圧迫され割れてしまうのを防ぐ、豪雪地帯でよくみる風景。
しかし、ここまで積もる予定なんだろうか…。

板を内側から見ると、どこに設置する板なのか、分かるように書いてありました。

雪国の方には当たり前の風景かも知れませんが…つららの美しさも写真に納めたくなるのです。

木製の看板。

駅舎内に「清水トンネル工事殉職者慰霊碑」の写真があったので探したのですが、見つかりませんでした。
どうやら、駅構内ではなく少し離れたところにあるようです。
再度改札内へ。

海抜は599メートル。
新清水トンネル内にある湯檜曽駅(地下ホーム)、土合駅(地下ホーム)とほぼ標高は変わらないと思います。

下り列車は、先ほど逃した臨時列車が水上まで行き折り返してきた列車です。
ちなみに下車する人はいませんでした。
先ほどのカップル連れも乗車したので、これで一人に。

融雪用の水を見ても、上越線は高規格な感じがします。
幹線の線路はどこも古くて、だましだまし使っているようなところが多いような気がしますが、なにか贅を極めているような…そんな感覚です。
帰りの列車がやってきました。

土樽1220発水上行き 1734M
清水トンネルに入る前に工事殉職者慰霊碑があったのですが、写真は撮れず…。

清水トンネルを越え地上の土合駅ホーム。先ほど見た土合駅の駅名標。

土合駅を過ぎるとループ線をくだり地上ホームの湯檜曽駅。
ここも一度訪問してみたい駅です。
その後、水上、高崎と乗換、東京へ。
フラカンの武道館を鑑賞後、最終の新幹線で名古屋へ帰宅。
っとまあ、もともと「土合駅へ行きたかった」ということから始まったこの旅。
旅中はそこまで考えてなかったんですが、記事にしようと調べていると、「上越線、楽しいなぁ」って思っちゃって。
再訪必至です。それまでには「雪国」を完読せねば…。
川端康成も当時最新鋭だったこの路線に魅せられ「雪国」を執筆したのではないかな…と思います。
まさか、新幹線開業で日に5往復になるとは思いもよらなかったでしょうが…。
上信電鉄と併せまして群馬遠征(少し新潟)旅これにて完結です。
拙文におつきあいいただき、重ねて御礼申し上げます。
(「α77Ⅱ」+「DT18-135mm F3.5-5.6 SAM SAL18135」)

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| 師走 土合駅へ行きたくて | 23:40 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑