2016初夏 JR東海の放浪記 その10 美濃赤坂駅
本当のところ、名松線、参宮線を完乗後余勢を持ってここも…と思っていたが…タイムアウト、翌週に…。

名古屋717発大垣行き新快速 5303F
大垣駅に754着。

この階段…18きっぷの時期は戦場になる…駅構内は走ってはいけません。
今日の目的は…JR東海最後の未踏路線、赤坂支線。

大垣804発美濃赤坂行き 707F

ちょっとしたハプニング、名古屋駅をICカードで入場してしまって…赤坂支線はICカード未対応。
大垣駅でICカードを見せ「美濃赤坂に行きたいんですけど…」と訪ねると、
「窓口で切符を買ってきて下さい、入場記録を消します」と…写真はそのきっぷ。
大垣駅からの乗客は僕一人、荒尾駅手前で車掌が来るときっぷを渡し、その場で回収された。

複雑な線形…赤坂支線は一番右。

荒尾駅、小さな待合室だけの駅。

そして見えてきた、美濃赤坂駅。


終着駅、これにてJR東海全線完乗。
お弁当のおかず、好きなおかずは最後までとっておく派。

大好きな木造駅舎が待ちかまえます。


特別警戒感のなさ…。
二槽式洗濯機が回っていたので人はいるんでしょうが…駅自体は無人駅です。





美濃赤坂駅、1919年開業。

開業当時からの木造駅舎。


噂には聞いていたのですが…自転車置き場の設置場所が…こんなところもJR東海なんだけど…。


もう少しかみしめたい、この瞬間を…ということで一本やり過ごします。
朝の時間帯はまずまず本数があるので…。



ランプ小屋も残っています。

隣のホームには木造の上屋、貨物線のホームらしいですが現在は使われていないようです。

ここで接続されている西濃鉄道に石灰石の貨物輸送があるようです。
廃止にならない理由は、そんなところにあるのかなと…。



美濃赤坂駅「JR東海の放浪記」の終着駅にふさわしく、とても素晴らしい駅でした。
地元なのでJR東海完乗なんて簡単だと思っていましたが…意外なほど苦戦しました。
結果、名松線が復旧してくれないことには…どうにもならず…。
これは由々しき問題で、日高本線、只見線…等々。。
重ねて、名松線を復旧に尽力いただいた、三重県、津市、JR東海には賛辞を贈りたいと思います。
蛇足ながら、これに続く自治体、鉄道会社があることを望みます。
JR東海の放浪記、これにて最終回です。
駄文・珍文におつきあいいただきましてありがとうございました。
~終~
(「D750」+「AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR」)

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| 初夏 JR東海の放浪記 | 23:29 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑