2016春風 福島県の放浪記 EX#6 七日町駅/帰路

会津宮下1554発会津若松行き 430D
気に入ってしまったこの写真、二度目の登場。



渓谷を抜けて、会津盆地へ突入、只見線の旅も終盤。

思えば、只見線のキハ40に乗りたくて、復旧を待たずにやって来ましたが楽しかったです。
(そして、なぜお蔵入りしていたのかと…?)

具体的にキハ40がいつ引退だとかは知らないんですけど…JR東日本もハイブリッド化を急いでいるようで…寂しいですね。
このまま終点の会津若松まで乗りつぶしてもよかったのですが、そう言えば…。
満席のキハ40がちょっと息苦しかったというのもあり、一つ手前で降りてみようかと…。



七日町駅、1934年開業。
レトロ風に作られた木造駅舎。


この場合のイルミネーションはありだと思います。
が、この駅で降りた理由は、イルミネーションとはまったく関係がない。実は以前にも降りたことがある駅。
この駅の最寄りにある阿弥陀寺というお寺さんに、新撰組三番隊組長「斉藤一」のお墓があることを思いだし、寄ってみようと…。
…さすがにお墓の写真を撮るのはためらった上に、うまく例えられる写真もないので、やっぱ降りなかったことにした方がよかったかも知れない…。
個人的に新選組では「斉藤一」が好きで…左利き、トリッキー、残忍、それでいてスジが通っていて、信任が厚い。
お墓を再訪できて嬉しかったです。

駅舎の中はカフェが併設されていておしゃれな感じでした。
(「斉藤一」とはまったく関係がない)


七日町1751発会津若松行き 3122D
やってきたのは只見線へ乗り入れている会津鉄道のAIZUマウントエクスプレス。


終点会津若松へ到着、只見線完乗。
が…余韻に浸っている暇が全くない…。
この日は、新宿から高速バスで名古屋へ帰る予定。
ジョルダン先生に聞いたところ、会津若松から新宿まで寄り道は一切禁止…「新宿まで一本でも乗り遅れたらお終いだぜ」っと…。

閉店間際の駅そばでコロッケそばをかき込み列車へ。

まずは郡山へ。

黒磯行きにチェンジ。

交直変換の黒磯をこんな時間に通過。

相当疲れていたのでしょう…つり革を写真に撮ってたり。

宇都宮でホッとする瞬間、グリーン車が連結されているので…。
ただ、時間的にグリーン車でなくてもよかったかも。。

赤羽から埼京線へ、こんな時間でも満員電車だった。
東京って恐ろしい街だぜ…。

お見事、新宿には日付が変わる前に到着。
さすがの僕も高速バスの中で大爆睡でした。
ちょうどいいタイミングでこんなニュース。
マイナビ 鉄道ニュース週報
「只見線被災区間、三江線の存続問題に動き - タイムリミット近づく」
http://news.mynavi.jp/series/railwaynews/025/
JR東日本が一貫して只見線廃止→バス転換から譲歩案として「上下分離方式」を提案。
もともと沿線の自治体は運行再開後の赤字分は補填すると言っていたので、大きな前進だと思いますが…。
ただ、巨大なJR東日本という会社に対し「上下分離方式」が通用するのかと??
沿線の自治体の方が、JR東日本よりも圧倒的に財政的な規模は小さいわけで…結果、東京に本社のある企業に吸われていくばかりのような気もします。
ローカル線のあるべき道筋としてこれが許されると、歯止めがきかなくなってしまうのではないかと…そこんとこ危惧していますが…。
ラスト、良いニュースかと思いきやグダグダ言ってしまいましたが…。
お蔵入り寸前だった只見線訪問、記事にできてよかったかと思っております。
こんな野郎でも只見線の一日も早い復旧を願っております。
駄文、珍文におつきあいいただきましてありがとうございました。
~終~

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| 春風 福島県の放浪記 | 23:54 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑