乗り鉄放浪記

「リゾートみのり」で優雅に仙台まで…


第一印象は、シートピッチが広い！！


乗車記念のポストカードもいただけます。
本来は3両編成のようですが…この日は2両で運行されていました。


もろもろ素晴らしいのですが欠点もあります。

外気温との差でガラス窓が曇ってしまいます。
二重窓にするなど工夫が必要でしたね。


（運転席後ろのかぶりつき席より）
欠点もあるものの18きっぷで乗車できますし、陸羽東線だけでなく、小牛田から仙台まで、東北本線も直通運転してくれるので、こちらとしては楽ちんでした。


仙台駅に到着。
なにが恐ろしいかって…これ、キハ48なんだよね…原型がほぼ感じられない…まさに魔改造。


前日の仙山線始発で発ったあと…ぐるっと一周して仙台へ戻ってきましたが…

も少し乗車します。


たった一区間ですけど、仙石線のこの区間を乗車した記憶がないということで…。


仙石線に乗車、こちらも完乗です。


あおば通から仙台市営地下鉄南北線で勾当台公園へ。



お目当てはこちら…

「SENDAI光のページェント」


仙台のイルミネーションがすごい！！

っと聞いたので一度訪問してみたかった。


イルミネーション、素晴らしかったんですが…写真の方が追いついていない感じですね…。


雪が降っていたのと…人出がハンパなく…帰りの飛行機の時間も心配だったので、早々に撤退。


仙台駅へ戻ります…が空港へは直行せず…も少し寄り道。。


駅そば「一杜」。

ここの定番は…

からあげそば、美味しくいただきました。



その後、仙台空港行きの列車に乗車…中部国際空港行きの最終便で帰路…の予定でしたが…。
この日は新千歳空港が大荒れで…僕が搭乗する予定の機材が仙台まで飛ぶことが出来ず…欠航…あちゃ…。
仙台へ戻り一泊後…翌日の朝一便で中部国際空港への帰路でした。

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ながながと綴ってまいりました「仙台発仙台行きの放浪記」、これにて最終回です。
駄文珍文にお付き合いいただきましてありがとうございました。



（「D750」+「AI AF Nikkor 35mm f/2D」）


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入浴シーンとかはないですよ…そもそもおっさんの入浴シーンに需要がない…。
ここのお湯、ものすごく高温だった。
次に乗車する列車の関係で長居したかったので…出たり入ったりを繰り返す貧乏性。


ポストも「こけし」です。
この丸ポスト自体がすでに珍しいものなんですけど…これぞ魔改造ポスト。
JR西日本に委託したんですかね…そんなわけない！！





街並みは、いい感じの鄙びた温泉街でした。


鳴子温泉駅には足湯もあります。


鳴子温泉駅1539発小牛田行き　1738D
予定よりひとつ前の列車に乗車します。



といっても一駅で下車。
鳴子御殿湯駅、1952年開業。


1面1線のプラットホーム。



畳のある駅舎内。


「相田みつを氏的」なメッセージが付いた絵画は駅は…


「苦消し」というもので「苦」が消えるようにというメッセージがあるようです。（見づらいお写真で申し訳ない）



駅舎は2004年に完成した新しい駅舎。
12月中旬、すでに路面はガリガリでした。


景色を見ながら、次の列車までぼんやり過ごしていたのですが…この駅、列車が来ても警告とかアナウンスとかが全くなく…。


鳴子御殿湯1606発仙台行き　8728D　快速リゾートみのり

慌ててホームへ出て撮った写真がこれ。。
リゾートみのりで一気に仙台まで戻ります…。




　（「D750」+「AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR」+「AI AF Nikkor 35mm f/2D」）


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728D


車窓は先ほどまでとは一転、ウソのような青空。




なんのひねりもない似た写真ばかりですが…。


境田駅は分水嶺の駅。
そして山形県最後の駅。
宮城県へ再び入ります。


車窓は雰囲気が変わり…温泉街へ。


1403、終点の鳴子温泉駅へ。


日本中大抵の景色を見てきた…なんて思ってたけど無知で申し訳ない。
陸羽東線、こんなに素晴らしい景色があるとは知らなかった。




鳴子温泉駅、1915年開業。


大変です、駅長さんが「こけし」になっちゃいました…。

んまあ…冗談はさておき…

駅舎内はホールが併設されてあります。
イベントなどが行われるのでしょうか。


小牛田行きのすぐの列車もあったのですが…


吉永小百合さんも浸かっているので…


冷えた身体を温めて帰ろうと…温泉に浸ることにします。





（「D750」+「AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR」）


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このキハ110、左側の座席が回転クロスシートで、斜めとかでも固定できるようになっていて…これまた初めて見ます。






雪景色が素晴らしい…というより…荒れています。
それでも列車は進みます。


陸羽東線もどこか途中下車しようと…だけど事前調査ではパッとする駅がなく…どうしようかと思ったんですけど、

選んだのはこちらの駅。


大堀駅、1949年開業。


木造駅舎…と言う分類でいいんですかね…これは。


ログハウス調で1984年に造られた駅舎です。




単独の駅舎ではなく、図書室が併設されています。
…といっても図書室らしい物は見当たらなかった気がしますが…。



快速リゾートみのり 8727D


当然、通過です…猛スピードで通過していきます。




滞在時間は1時間半ほど…



このポスターの印象しかない。

「孫」ってますね…
「孫」はもう成人したか〜…いや「ひ孫」が生まれるぐらいじゃないか。




さすがに時間を持てあましましたが…トイレもありましたし、寒さもしのぐことができました。
駅舎のおかげです。






大堀1330発鳴子温泉行き　728D



（「D750」+「AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR」）


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ふたたび陸羽西線を東へ。




最上川のダイナミックな景色に目を奪われます…やっぱり、初めての路線ってのは普通に楽しいのです。


レンガ車庫が見えてくると、終点の新庄駅へ。
陸羽西線完乗です。


白いおひげのデンシャがお出迎えしてくれます。


こちらは山形新幹線。




ジャンクション駅、乗換が複雑です。


直営駅。


「新庄まつり」
毎年8月24〜26日に行われる山車まつり。
国の重要無形民俗文化財に指定されています。


新庄駅、1903年開業。


融雪用の散水、これを見ると…雪国に来た感が増します。


新庄1121発鳴子温泉行き　726D

新庄より、こちらも初めての路線、陸羽東線を進みます。





（「D750」+「AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR」）


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清川駅から一駅で下車します。


なぜか…駅名標がない…。
盗り鉄の犯行？？にしては大変なモノを盗みましたな…。


重厚な上屋がローカル線に不似合い…ながら、雪国らしさを感じます。


駅舎までは構内踏切で結ばれています。
といっても…雪で覆われていますが…。


これも雪国らしく…二重扉になっています。


狩川駅、1914年開業。
改装されていますが木造駅舎です。


簡易委託駅。




凧が飾ってあります。
調べると酒田の凧は左官職人の冬期の手仕事から始まったそうで、その鮮やかな彩りで有名のようです。




1時間ほど滞在しましたが…素晴らしい木造駅舎でした。


狩川1012発新庄行き　154D



（「D750」+「AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR」）


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こちらも初めての路線、陸羽西線。

しばらくは平野部でしたが…


最上川沿いを山の中へ…


やっぱり…どこかひとつぐらい駅を見ておこうと途中下車します。


プラットホームは一面の雪。
足跡もなく…新雪です。




清川駅、1914年開業。


一面一線のシンプルなプラットホーム…ですが、本来は島式のホームだったようです。


駅舎は…残念ながら更新されています。
駅前が広いところを見ると…繁盛していた時期もあるのでは…と想像します。


駅舎内、過去の写真が飾ってあります。


開業時の写真を見ると…立派な木造駅舎と側線もあります。
ここらへんは木材の切り出しで繁盛したとのこと…プラットホームはやはり島式でした。

駅名（地名）の清川というのは最上川に由来するそうで川まで歩こうと思いましたが…

ちょいと雪路が厳しい感じだったので…途中でギブアップ。。


余談ではありますが…幕末に浪士組（新撰組の前身）を結成した清河八郎がこちらの出身で近くに記念館もあります。




清川845発余目行き　153D

行きつ戻りつ作戦で…余目方面へ戻ります…。



（「D750」+「AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR」）


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鶴岡716発酒田行き　221D


電化区間にキハ40。
交流直流の関係でここにはディーゼル車両が走っています。
…といっても鼠ヶ関～酒田は全部交流区間なんですけど…。


キハ40でも改造してあるタイプですね。


鶴岡駅から3つ目の駅で下車します。






余目駅、1914年開業。
こちらも…国鉄っぽさを残す駅舎です。


12月中旬でしたが…すでに深い積雪。


待合室ではストーブが稼働しています。
暖まります。。


業務委託駅。




プラ椅子にも積雪…。


すでに予想がつくとは思いますが…


余目801発新庄行き　152D

余目駅より陸羽西線を進みます。



（「D750」+「AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR」）


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12月11日。

鶴岡駅ホーム端…気がつけばそこにいた…。



僕はRadioheadのいうところの「Creep野郎」なんで…


毎夜、つまんないことでウジウジ悩んでる。


僕は「乗り鉄」なのか？「撮り鉄」なのか？


「乗り鉄」にしては機材が立派すぎるし、「撮り鉄」にしては写真が上達しない。


まったく…中途半端な野郎だぜ。


正直、どうでもいいことである。


そんなことを悩んでいるヒマがあったら、もっと乗ればいいし、もっと撮ればいい。


がむしゃらに追いかけた結果、表現しようとしたものが「乗り鉄」かも知れないし、「撮り鉄」かも知れない。

それでいい。


むしろ…そうはなれないから悩んでいるだけなのだと思う。




ラストラン（こちとら信じちゃいないけど？？）と聞いて「休暇」も「旅程」もねじ曲げて、ここまでやってきた。


相も変わらず成長のない写真だけど…行かずにウジウジしているよりも、ここまで来て、ヘタクソな写真晒して、後悔した方がいい。


一緒に撮影していた青年が手を振って見送る。
最初の写真から、たった3分間のできごと…。


縁もゆかりもない土地だけど…鶴岡駅は「583系を見送った」思い出の駅になった。






鶴岡駅、1919年開業。



鶴岡716発酒田行き　221D

羽越線を北上します。


（「D750」+「AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR」）


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この日の旅程、残りは消化移動だけ＆真っ暗で車窓写真はなし…。
結局…米坂線も日没後だったので再訪の必要アリですね。


季節、県境、土曜日などいろいろな要因があるとは思いますが…空気輸送。
冬季の18きっぷ初日、同業者が数名乗車していました。


坂町1829着。




坂町駅1914年開業。
駅舎はいかにも国鉄。


直営駅…ですがこの時間帯は駅員が不在でした。


坂町1905発村上行き　1941M
さらに羽越線を北上します。

さすがに疲れのピークでしたが…嬉しいことに、ここで115系がやってきました。
115系は、いつまで乗車できるのか…わからないので…。




村上着は1918。



村上駅1914年開業。


村上1949発酒田行き　特急いなほ11号　2011M
実のところ…この先、目的地まで行く普通列車はもうなく…このときは18きっぷだったため、追加の運賃と料金を払い特急に乗車します。
この区間は交直の変換もあって本数は少なく…18きっぷでは厳しい区間。


一時間弱揺られ鶴岡駅、再度山形県へ。


鶴岡駅、プラットホームは雪化粧。
訳あって旅程をねじ曲げこの駅を宿泊地に選んだ。
明日はいいことがあるかもしれない…。



疲れた身体を引きずって、今日も安心の宿こと安宿に身を沈めます。



（「D750」+「AI AF Nikkor 35mm f/2D」）


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鉄道とはなんの関係もない写真を撮りながら…


…西大塚駅よりぼちぼち歩きます。



途中、コンビニで物資を補給しながら…40分ほどで到着。


今泉駅、1914年開業。
改修されていますが木造駅舎。




直営駅。


季節柄、クリスマスツリーも飾ってあります。


米坂線とフラワー長井線の接続駅。
停車しているのは紅花のラッピング車。


続いては、あやめラッピング車。

花の季節とずいぶん遠い季節の訪問になりましたが…結局のところ「完乗」ができていないのでフラワー長井線には再訪することになりそうです…。




これから乗車するのは米坂線、坂町方面へ。


今泉1646発坂町行き　1133D


忘れなければ続く、、、。


（「D750」+「AI AF Nikkor 35mm f/2D」）


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