乗り鉄放浪記

若桜鉄道若桜線、郡家方面へ進みます。





丹比駅から5つ目の駅で下車します。









この駅にもいらっしゃいます…。





隼駅、1930年開業。





こちらも登録有形文化財になっております。





こちらも出札口、荷物の窓口ともに原形をとどめています。


因美線＆若桜線…いい駅舎が多すぎて…食傷気味。。







若干変わった取り組みと言えば…

バイクファンと鉄道ファンって対極にありそうだけど？？

そう思うと、なかなか面白い取り組み。





「はやぶさ」つながりってことで。。







簡易委託駅。






こちらの建物ももともと駅の施設だったもよう。




今は展示室が設置してあるようです。




そしてこちらも「はやぶさ」つながり…

ブルートレインが設置してあります。



残念ながら中を見ることは叶いませんでしたが…。



非電化路線ですけど…電気機関車も設置してあります。



片側だけの旋回窓がカッコイイ。



電機は北陸鉄道からやってきた車両らしい。






駅長さん…中井精也さんに似ている…ような気がします…。





この駅の滞在時間は少々長め1時間半ほど…。

朝5時から慌ただしく動いたため、いい休憩になりました。

バイク「はやぶさ」よりも、ブルトレ「はやぶさ」よりも歴史ある「隼駅」。

みどころ満載でした。

隼1015発若桜行き1133D



（「D750」+「AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR」+「AI AF Nikkor 35mm f/2D」）

若桜鉄道、続きです。。

桜も散った後に雪景色で大変恐縮ですが…。







廃レールでできたのプラットフォームの上屋が気になります。



よく見ると…「CARNEGIE」「1911」の文字が…
新潟県の二本木駅を訪問した際に教えていただいた話しを思い出します…
戦後、日本の復興を助けるためにアメリカで余剰になった廃レールが送られてきて…おそらくそれではないかと想像します。







丹比駅、1930年開業。



「アウトロー」

…まじか…。



散々使い古したフレーズですが…開業時からの木造駅舎。






登録有形文化財になっております。







左側の掲示板が気になりますが…出札口も荷物の窓口も原形をとどめています。




簡易委託駅。
おそらく、入居している美容室さんが業務をしているのかなと。。



非常に素晴らしい木造駅舎なのですが唯一言っておきたいことが…。



これ…マジで勘弁してくれ…。
これが「アウトロー」？？かも知れません…。

滞在中駅舎内には僕一人だったんですけど…何度となく人の気配を感じてビクッとなりました。

まあまあ…それを差し引いても…素晴らしい木造駅舎でした。












丹比837発鳥取行き　1334D

郡家方面へ戻ります。


（「D750」+「AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR」+「AI AF Nikkor 35mm f/2D」）

美作滝尾駅訪問後…の方が長くなりそうな勢いですが…もうしばらくお付き合いください。

因美線車窓より…なにかドラマティックなことが起きそうな夜明け。




朝が早かったんで…２つ駅めぐりした後でも、まだ7時台なんですよね…。





まさに雪化粧という言葉がぴったりな感じ。




北海道、新潟、北陸などなど…なんども訪問しているし、豪雪も見てきたけど…これぐらいがちょうどいい。




（因幡河原城）

山陰方面は夏にしか訪れたことがなく…山陰の雪景色は初めてでして…




なので、鳥取の雪景色はとても新鮮な感覚でした。





郡家駅で乗換します。




若桜鉄道へ。


いわゆる軽快気動車…ガッカリかと思いきや…




なかなか車内の雰囲気はよく…




ボックスシートに身を沈めます。




車掌さんから購入した切符は…硬券。
若桜まで往復するだけで元が取れてしまうお得な切符です。
これをつかって若桜線の駅めぐりをしてみようかと。。




国鉄若桜線を三セク化した路線。






どんどん山奥へ進んでいきます。










終点の一つ手前の駅で下車します。





（「D750」+「AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR」+「AI AF Nikkor 35mm f/2D」）

津山方面へ戻ります…。



一駅目で下車。



プラットフォームから駅舎、町の方へは見下ろすかたちになります。











駅舎へ繋がる階段には木製の屋根付き。
県境の駅、日本海側なので…雪も多い土地だとおもいます。



こちらは階段を下った駅舎内。
木製のラッチがいい感じです。



斜面にも植栽がしてあり…いい雰囲気です。







言わずもがな…こちらも木造駅舎の残る駅です。




那岐駅、1932年開業。




開業時からの木造駅舎。




なんと便利、駅舎内に診療所があります。
診療日がちょっと…切実な感じです…。











遠い峰峰の間から、オレンジ色の光が漏れます。





入線してきたのは折り返し当駅発になるキハ40の4連。

那岐654発鳥取行き　654D


夜が明けてきた那岐駅を発ち…鳥取方面へ進みます。



（「D750」+「AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR」+「AI AF Nikkor 35mm f/2D」）

念願の美作滝尾駅は訪問しましたが…延長戦を続けます…。

津山501発智頭行き　672D
ホームの時計に目をやると…エグい時間だったなと思う。



前日、奇跡体験をした美作滝尾駅は快速のため華麗にスルー…。


峠の駅、美作河井も過ぎ…鳥取県へ突入。

津山から1時間弱揺られ…下車します。



3月上旬、道中も雪が降り…運転士が2名乗車し確認しながら運行していました。




土師駅、1932年開業。
実はこの駅で大チョンボ。。
なんとなく…木造駅舎がありそうな駅名だし…事前に調べたし…なぜか確信みたいなものがあったんだけど…



木造どころか駅舎もなかった…。




まじか…「旅の恥はかきすて」…なんて言うけど土師駅だけに？？

もっとも「恥」でもなく、ただの失態なんですけど。。







駅前の土地を見て…なんとなく往時の駅舎を想像します…。





土師627津山行き　673D

駅舎はなかったんですけど…里山のいい雰囲気の土地だったことは記憶に残っています。



（「D750」+「AI AF Nikkor 35mm f/2D」）

バスに20分ほど揺られて下車します。
やけに寄り道をするバスだったので…次の列車に間に合うか…不安でしたがなんとか間に合いました。



東津山駅、1928年開業。
駅舎よりも…エリエールが気になります…。



因美線の終着駅…起点は意外にも鳥取なんですね。



街の中にある…のと因美線だけじゃなく姫新線の列車も入線するので、まずまず利用者はいるようです。



昼間は駅員さんがいるような雰囲気だったんですけど…無人駅のようです。







改装はされていますが…開業時からの木造駅舎でした。



東津山1858発津山行き　683D
空気輸送の列車に乗り込みます。。



終点の津山へは一駅。




タラコのキハ40がいい雰囲気だったのであちらのホームへ。。







撮影後、地下道をわたり…改札を出ます。

朝からハードな一日でしたが…中身の濃い時間を過ごすことができました。
今日も安心の宿こと安宿に身を沈めます。

目標の美作滝尾駅訪問は終えたのですが…旅はまだまだ続きます。





美作滝尾駅から一駅目で下車します。




こちらも木造駅舎の残る駅です。





高野駅、1928年開業。
木造駅舎の宝庫、因美線。
こちらも開業時からの木造駅舎。



「JR」の瓦…特注品ですかね？？




割と町の中にある駅…なので駅舎内も広めのようです。




2面2線ですが…実際に使われているのは駅舎側のみのようです。




ここで夕暮れの時間を迎えます。




智頭行きの列車を見送った後…




駅を離れます…


次の列車を待ってもよかった…んですけど…

先に進むバスがあったのでこれで一駅進みます。。



（「D750」+「AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR」+「AI AF Nikkor 35mm f/2D」）

あこがれの美作滝尾駅訪問続きです。

イスの配置がちょっと変だな…とは思いましたが。。








出札口、荷物の窓口ともに原形をとどめています。



















（出札口から駅務室を覗いた写真）



憧れの美作滝尾駅を訪問し、そのすばらしさを堪能していたのですが…

ここで生涯忘れぬ…とんでもないサプライズが起こります。













「虹」


…まじか…。

そのアーチはまるで「写真を撮ってくれ」と言わんばかり、
駅舎を中心に弧を描きます。







この駅は多くの人から愛されたため…人格を持ってしまったのか？？





遠路はるばる鈍行列車を乗り継ぎやってきた僕に対する…

美作滝尾駅からの粋な計らいだった。


そんなふうに思っています。











短い間だったけど…ありがとう、また来ます。



美作滝尾1719発津山行き　681D



（「D750」+「AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR」+「AI AF Nikkor 35mm f/2D」）

美作加茂1555発津山行き　1679D




学生さんの帰宅時間帯に設定された列車…だと思うんですけど…閑古鳥です。
3月上旬、時期的なものもあるとは思いますが…。




加茂川沿いを進みます。




いよいよ…念願の駅へ。

今度はスルーしません…。



美作加茂から2つ目の駅で下車します。









念願の名駅舎と初対面…電柱串刺し。。







美作滝尾駅、1928年開業。

非の打ちどころのない名駅舎。感無量。


登録有形文化財になっています。



駅舎はもちろんのこと、周辺の雰囲気、植栽なども含めて素晴らしく…。





訪問してよかった、本当によかったと思います。







つづけて駅舎内も探訪します。



（「D750」+「AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR」+「AI AF Nikkor 35mm f/2D」）

因美線知和駅からの徒歩鉄…駅間は3.8km…美作滝尾駅はまだまだ遠い…。

この架道橋もおそらく開業時からのものではないかと…石垣を見て…
かつては鉄道が権威だったんだろうなと…想像します。




いい感じの撮影地…もっとも列車が来ればの話しですけど？？




徒歩鉄も悪くないですよ…こういう謎の記念碑に出会えます…。




線路脇に無造作に置かれた巨石…なんじゃろな…と…。
ひょっとしたらガードレール的な役割のために設置されている？？
コレを運搬する費用もかかりそうな気がするが…ガードレールよりも安価なんですかね。。




道中見つけた跨線橋、ここからパチリ。



遠くに見えるのが…目標の駅。
まだまだ遠い。




この列車は智頭行き。
これの折り返しが、知和駅に停車するのが3時間後。
…そんなこんなで徒歩鉄、一駅あるきました。





1時間ほどかけて…目的の駅に到着。




美作加茂駅、1928年開業。



こちらはプラットホームの待合所。









駅舎の方は木造ではありますが…新しい駅舎です。




簡易委託駅。




かつての駅舎はこんな感じです。
急行列車も停車していた駅なので…駅舎の更新が早かったのでしょう。




あの採光窓は徳島線の「学駅」を思い出しますね。









美作加茂1555発津山行き　1679D

いよいよ…美作滝尾駅へ。

（「D750」+「AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR」+「AI AF Nikkor 35mm f/2D」）