乗り鉄放浪記

だいぶ太陽は斜めに傾きましたが…緑の絨毯を駆け抜けます。



こちらは紀ノ川橋梁、なかなかいいアジを出していますね。。




橋を渡ってすぐの駅で下車します。



地元の高校、美術部の学生さんが書いてくれた壁画、こっちもスカイブルーです。





岩出駅、1901年開業。

瓦屋根の木造駅舎。

前面にひさしがグイッと伸びているのが特徴的かとおもいます。







この区間では中枢の駅らしく…駅員配置のある直営駅になります。






岩出1744発和歌山行き　1471M

夏休みなんですけど。学生さんが多かったですね。

ここまでのどかな風景ばかりだったので…ちょっとしたビル（マンション？？）でも…大都会に思えます。

ずいぶん小出しにしてますが…もうちょこっとだけ続きます…。

（「OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ」+「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6Ⅱ」）

打田駅から5つ目の駅で下車します。



この駅も…僕好みの木造駅舎です。



その前に…壁画。

あの「春日色105系」の時代に訪問したかったなと。。


駅舎の中はけっこうカラフルに改装されています。



布施屋駅、1899年開業。

あちゃ…いい駅舎だったけど、面白いぐらい逆光でした。









太陽を隠しちゃえばいいんですけどね。。

 
あまりの暑さに…花もうなだれてます…。










少々分かりにくい写真（説明）かもですが…

切妻屋根ではなく、角が斜めにカットしてある駅舎はモダンな感じがして好みだったりします。




下調べの段階からこの駅舎はいいと思っていたので…今回訪問できてよかったです。






布施屋1705発五条行き　1468M

17時の太陽ってあんなに熱いものでしたっけ？？

まだまだ旅を続けます。


（「OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ」+「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6Ⅱ」）

8月26日。
 
つくづく、竹原はライブミュージシャンだと思ったこの日。

スタジオ盤ではよさが伝わらないし、youtubeのLive映像でも伝わらないものがある。

生の竹原はマジでやばかった。。





「LIVE IN 和歌山」

おそらく竹原が「生の体験」や「リアルな実生活」を大切にしていて…

そこで出会った人たちをリスペクトして唄っているからだと思う。

だからこそ、生で聞くと痛いほど心に刺さるんだろうなと。。







「カウント10」

「ぼくは”人生勝ち負けなんてないんだ”という人の人生に

心を動かされたことは、一度たりとも　無い。」

思わず落涙しましたよ、竹原さん。


…ああ竹原、すげ～…すげ～…って…2日たっても復旧できない僕がいます。

8月27日。

病院の帰り、せっかくなら（近くに行くので）DD51を撮って帰ろうかと…待ち構えてみたんですが…

あら…赤熊さん…うわさには聞いていましたが…運用が増えているようで。。

この時間、3ヶ月前までDD51だったんだけどな…少々急ぐ必要がありそうです。





12時台のもう一つ、こちらはDD51でした。

僕と相性がいい？？旋回窓くん。

まだまだ元気です。




以上で帰宅。

たった1時間くらいの出来事でしたが…肌は真っ赤っか。。

本日の最高気温は三重県桑名市（＆埼玉県越谷市）だったようで…もう8月の末なんですけども。。

まだまだ暑い日が続くのでしょうか？？

（「OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ」+「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6Ⅱ」）

名手駅から奈良方面へ2つめの駅で下車します。




笠田駅、1900年開業。

温室効果ガスのせいか、地球の気まぐれのせいか…わかんないですけどね。。

そら…昔と思うと、暑くなりましたよ。

でもまあ…昔はセブンティーンアイスもなかったよな…と。。




本当に…とりとめもない話しですけど…。



無人駅。



趣味の風鈴は…昔からあったかも…時代の音色を感じます。



笠田1549発和歌山行き　465T

信号設備の中もあっちっちですね。。




笠田から5つ目の駅で下車します。




なんでその位置にいるんだよ…太陽さん。

夕方？？といっていいのか分からない16時台。









打田駅、1900年開業。

思わず「うちだ」と読みたくなりますが「うちた」です。





こちらも大正時代の木造駅舎が残ります。



無人駅。




打田1640発和歌山行き　1647M

さすがに体力的に辛くなってきましたが…まだまだ和歌山線えきめぐり、続きます。



（「OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ」+「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6Ⅱ」）

高野口駅から６つ目の駅で下車します。



壁のイラストは…和歌山線、よく出てきます。



山の稜線がクッキリ見えます…いい天気…すぎましたね…。



名手駅、1901年開業。



大正時代からの木造駅舎が残ります。

左耳に突っ込んだイヤホンからラジオの臨時ニュースが流れる。

「埼玉県熊谷市で日本最高気温を更新しました」と…

日本最高気温41.1度…と思うとここは避暑地か…と苦笑する。




無人駅。

良くも悪くも開放的…空調、そんなもんあるわけない。。



お茶が飲みたかったが…お茶系の飲料は全部売り切れ。。

仕方なくミネラルウォーターを購入…

いや待てよ…とリュックから出したのは、前日泊まった安宿からパクっていただいできた、粉末茶。

これをミネラルウォーターに入れてシェイクすればお茶になるじゃん…と。

相当乾いていたのか…いや、とてもフレッシュな感覚で美味しかった、500mlを一気に飲み干します。







名手1530発王寺行き　460M

このとき、ヤバかったかもです…スカイブルーがニュワ～ン～って見えます…

…ってピントを外しているだけやん。。


（「OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ」+「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6Ⅱ」）

隅田駅も大変気になっていた駅でしたが…窓から見た感じがアレだったので…。。



続く、橋本駅は南海高野線との乗換駅。

高野山方面へはここから乗り換えます。

短い停車時間中に、えきめぐりをします。



外国人のお客さんが多かったです。

リュックの大きさが…僕みたいな軟弱なバックパッカーとは違いますね。。




橋本駅、1898年開業。

JRと南海のマークが並んでいます。




更に2駅進みまして…下車します。



この駅は間違いなく、和歌山線で一番の名駅舎でした。




高野口駅、1901年開業。




明治に建てられた木造駅舎です。

正面から見ると…小さく見える駅舎かもしれませんが…中は意外なほど広い駅舎です。



（無人駅）

ただ中央にベンチはなく…だだっ広い…そんなイメージです。



地名からも分かるように…かつてはこちらが高野山への入り口でした。




駅前にもその名残があります。

葛城館という旅館だった建物です。

駅舎にも圧倒されましたが…この建物のなかなか素晴らしい。。



駅舎の窓枠も木造のままのこっております。


ここで昼食をいただきます。

橋本駅で購入したちらし寿司。


店頭で「一番人気」とのポップがあったので購入しましたが…量がイマイチかもと心配しておりましたが…

これがなかなかのボリュームがありまして…しかも具も多くたいへん満足な駅弁でした。






この駅で出会った老齢の男性、大阪から出身地のこちらへ帰省されていたようです。


「ここは南海の高野線ができたとき、橋本との競争に負けて寂れてしまった」


なるほど…やっぱりそうかと…もう一つ質問を返します…

「昔もこんなに暑かったですか？？」


苦い顔で扇子を仰ぎながら…

「こんなに暑くはなかったよ…けど大阪と思うとマシ、風がやっぱり違う」




たしかに…駅舎の中を吹き抜ける風が…天然のクーラーのように涼しかったです。

高野口駅1437発和歌山行き　461T




最後に「気をつけて」…とお声かけいただきました。

和歌山方面へ進みます。

（「OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ」+「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6Ⅱ」
+「LUMIX G 20mm/F1.7 II ASPH.」）

五条駅、1896年開業。

列車停車中にえきめぐりをします。



有人駅。

和歌山線では中枢の駅で…駅員も配置されています。



スカイブルーに負けない…色とりどりの提灯が夏っぽいですね。




さらに奈良方面へ一駅進みます。




北宇智駅、1896年開業。




この駅は、2007年までスイッチバックの駅でした。

いまでもスイッチバック時代のプラットホームが残っています。



よ～くみると…線路も残っています。。




スイッチバックの駅というと…人里離れた場所をイメージしていましたが…

割と住宅街の中にあり、意外な感じがしました。



現在の駅舎は、スイッチバック廃止の際に建て替えになったものかなと思います。



和歌山線を語る上ではスルーできないこの駅。

できれば…スイッチバックの残っている時代に訪問したかったですね。








北宇智1255発和歌山行き　457T

和歌山方面へ進みます。







（「OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ」+「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6Ⅱ」）

吉野口駅は…近鉄電車との乗換駅。

木造の上屋とは不釣り合いな…JRと近鉄をICカードで乗り換える際のICタッチ機がありますね。



吉野口からは和歌山線随一の勾配が続きます。



勾配を駆け上り…続いての訪問駅は、奈良県最南の駅になります。







上屋の錆びた鉄筋がなかなかいい味を出しています。



和歌山線…に限らず桜井線にも多かったのですが、プラットホームから駅舎にかけて…

こういうスロープのような構造になっている駅が多いです。

旅の途中までナゾだったんですが…ここで判明。。


反対側のプラットホームに答えがありました。

レンガのところが元々のホームの高さ。

あとから嵩上げしたから、駅舎とホームの間にスロープのような構造があるのだと…

よくよく考えると…駅舎とホームの間に段差のある駅ってよくある…ずいぶん今更ながらの発見。


大和二見駅、1902年開業。



駅舎の中は、出札口も荷物の窓口の跡もなく…本当に待合室だけのシンプルな駅舎。



ただ、これはなかなか珍しい…駅に蓮。



見頃は…まだまだ先のようです。



平成も終わろうとしてますけど…明治の木造駅舎がここでは健在です。



大和二見1218発奈良行き　444T

ローカル線、木造駅舎、遠くに見えるスカイブルーのデンシャ、夏の日の思い出。


奈良方面へ戻ります。

（「OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ」+「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6Ⅱ」）

掖上駅から2つ目の駅で下車します。



鉄製の上屋は後から増設されたものですが…駅舎はなかなかよさげです。




御所駅、1896年開業。



改装はされていますが…開業時からの木造駅舎が残ります。









近鉄御所駅も近くにあるのですが…駅舎とは反対側（西側）。

最近ICカード専用の西口の改札が出来たもようです。





財産票は…トリッキーな場所にありました。。



簡易委託駅。


この駅で少々困りごと…

自販機のドリンクはほぼ売り切れ状態…。。

この日は月曜だったので、週末に売れた分の補充がまだされていないのでしょう。。

普段飲まないキリンレモンなんぞを飲みます。



駅舎の中でもこの気温。。

日本の夏、大変なことになっているなと…。。




それでも駅舎の中を駆ける風は心地よく、しばし休息します。








御所1236発和歌山行き　457T

和歌山方面へ進みます。


（「OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ」+「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6Ⅱ」）