記憶と駅舎

北海道、レンタカー旅。
留萌本線、2016年に廃止になった区間の駅跡を見て回りましたが…
人間の記憶とは都合よく書き換えられるもので…
2年前、全駅を訪問しているんですけど、サッパリ忘れています。。

舎熊駅、1921年開業、2016年廃止。
サッパリ忘れている…とは書きましたが、いざその場所を訪れると…

驚くほど甦る…駅の記憶。
いわゆるダルマ駅舎、真夏のダルマ駅舎は北海道といえど、とても滞在できるものではなかったなぁ…と。。

レールが敷設されていた跡が…いまだ生々しいですね。。

朱文別駅、1963年開業、2016年廃止。
ここも驚くほど…記憶が甦ります。
小さな待合室に整理された除雪道具、木製のプラットホーム。
何よりも…無造作に置かれたブイ…2年前もそうだった。
ここが生活感のある駅だったことを思い出すアイテムになりました。
逆に…サッパリ思い出せない駅も…

増毛駅、1921年開業、2016年廃止。

ホームは末期の状態を残してはいるものの…

駅舎は改装されて…どんなだったか…まったく思い出せず。。

もっとも…僕が訪問した2年前の増毛駅も…
それ以前を知る人からすると…また違うものに感じていたらしい。

映画で見た増毛駅…もまた違うんですよね。。
どれも本当の増毛駅…なんですけどね。。。

留萌本線末端区間、廃止から…はや2年になります。
それさえも…忘れてしまう日も来るかもしれません。。
(「D850」+「AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR」)
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