自粛期間中、支えになったもの
忌野清志郎「JUMP」
夜から朝に変わる いつもの時間に
世界はふと考え込んで 朝日が出遅れた
なぜ悲しいニュースばかり TVは言い続ける
なぜ悲しい嘘ばかり 俺には聞こえる
テレビどころか…SNSも嘘しかない…
このブログも嘘しか書いてませんし、僕は土鍋でご飯なんて炊いてませんよ。
thee michelle gun elephant「世界の終わり」
世界の終わりが そこで見てるよと
紅茶飲み干して 君は静かに待つ
パンを焼きながら 待ち焦がれてる
やってくる時を 待ち焦がれてる
SNSでやいのやいの騒いでいる人は…「世界の終わり」をむしろ喜んでいるんですよ。
昔はこういうのを発言することもない時代でしたから…。
アニメの最終回…って楽しみでしたよね??
なんなら…最終回だけを特集した番組もありますし…
くっそみたいな世界が終わってくれることを…みんな望んでいるんですよ。

坂口安吾「堕落論」
生きよ、堕ちよ。
自分が死ぬのはイヤだけど…世界の終わりは見てみたい。
そんな身勝手な人たちばかりですけど…
悲しいかな…世界はそう簡単に終わらないんですよ。
おそらく…その後の方が辛いと思いますよ。
安吾風にいうならば「堕落」…
人間の本質は「堕落」であり、堕ちることでしか救われない。
むしろ「世界の終わりを望んでいた人」にこそ、美しさがあるのかもしれません。
サザンオールスターズ 「みんなのうた」
この胸に 抱いてた
ひそやかな悲しみさえ
遠い夏の孤独な街並みは Blue
堕落の時代…
もとい、熱狂の時代は、必ずまたやってくる。
2001年、双子のビルに飛行機が突入した後も飛行機はより多く飛んでますし…
2011年、原発が爆発しても原発は稼働してます。
サザンも…渋谷陽一も…ロキノンも…大っ嫌いですけどね。。
結局は「堕落」を繰り返すしかない…
70年も前に…
インターネットもSNSもない時代に坂口安吾に論破されている。
アフターコロナとか…ウィズコロナとか…アホみたいな単語並べてますけど…
(単語というより…スローガンでしょうね??)
僕にとっては…愛おしく…そして苦笑の日々でした。
| 閑話 | 23:43 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑
こんにちは
今年の2月から今6月までずいぶんとあわただしかったですが
ずっと音楽は聴き続けていましたねえ 本もずいぶん読みなおしました
耳から目から入ってくる情報の真偽が分らなくなりそうになると
「入ってくる」のではなくて「自分で取り込んでいる」のだろうから 好きな音楽だけ耳にしていてあとは目の前を見て目の前のなすべきことをして 好きな音楽を聴いて眠る(これやったら脳が寝てないからだめなんだけど笑)
ずうっと清志郎氏が「でもよう、何度でも何度でもおいらに言ってくれよ、世界が破滅するなんて嘘だろ、う・そ・だろ」 って歌ってました(絶対脳は休んでないでしょうけれど)
自粛期間中(まだ自粛ですけれど)家族が在宅勤務・リモート授業で私は家の中でやることが激増しましたが
時間があれば 本を読み絵を描き音楽を聴きピアノを鳴らし
何かを考え考えして
「自分を支えているもの」を 私もあらためてかみしめているところです
| Jam | 2020/06/02 18:19 | URL |